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多くの人に日本の文化を伝えられるように

女社長、加賀友禅(着物)の大使、そして元気な男の子のお母様ー英御流光衣(はなぶさごりゅう てるえ、本名:加茂みつえ)さんはいくつもの顔を持つ忙しい女性です。また2017年に英御流(はなぶさごりゅう)の京都・大阪本部を復活させてからはじめての弟子さんでもあります。

しかし、光衣さんが日本舞踊に初めて触れたのは最近のことではありません。

「大学生の頃に3年ほど日本舞踊を習いました。そのときはとても熱心で、家でも鏡の前で必ずお稽古したりしていましたね。大阪文楽劇場の舞台にも出ました。演目はなんだったのかを覚えていないんですけど(笑)。

でも、社会人になった頃先生が遠くに引っ越してしまったので、日本舞踊のお稽古を一旦やめました。それまでは父が払ってくれていた月謝も自分で払わないといけなくなったことで急に高く感じてしまいました(笑)。」

それから20年。改めて日本舞踊を習い出したきっかけは着物です。

「大学生として日本舞踊を習っていたときは、着物にはあまり興味がなかったのです。お稽古は浴衣と半幅帯で十分でしたし、簡単な着付けしか覚えませんでした。

でもあるとき、外国人の友達と話したことをきっかけに着物に対して興味が湧きました。日本人は着物が着られるでしょうと当然のように言われて、ハッとしたのです。日本人として着物をちゃんと着られないといけないなと思い、着付け教室に通い始めました。

そして、2017年には友達に声をかけてもらって加賀友禅の大使になりました。

すぐに先生の教え方が気に入りました。細かく教えてくださるので、とてもわかりやすいです。やはり踊りの道を歩んできたプロだなと憧れます。先生のお人柄も気さくな感じで、緊張せず楽しくお稽古できます。

そこで気づいたのは、着物は着付けだけではないということです。やはり着物を綺麗に着こなすためには、着物に合った所作や動きがとても大事です。そのためにもう一度日本舞踊を習い直してもいいかなと思いました。」

着物に合った所作を身につけるために、日本舞踊を習い直そうかと考えていた加茂さんに、ある日意外な人から連絡がありました。

「フェイスブックで杏奈さん(英御流 準師範)から友達申請をいただきました。普段は知らない人からの申請をあまり承認しませんが(笑)、杏奈さんのプロフィールで着物と踊りの写真が載せていたので、興味があって、承認しました。その後に、メッセンジャーで少しやりとりをして、日本舞踊を習い直すことを今考えていると言ったら、杏奈さんに体験稽古に参加してみませんかと誘われました。」

お父様の会社を継いで、加賀友禅の大使になったばかりの加茂さんは非常に忙しい日々を過ごしていましたが、ご縁を感じ、体験稽古に参加することを決めました。

「私は常に縁を大事にしているので、いただいた話にノーと言わないようにしています。まずはやってみないとわからないですからね。だから今回、杏奈さんに声をかけてもらったときも、『行きます』と返事をしたのです。」

日本舞踊は経験があったので緊張しませんでしたが、先生はどんな方かしら?稽古場の雰囲気はどうなのかな?とドキドキしながら稽古場に足を運びました。

お稽古の様子

「はじめて入った時に、とても綺麗な稽古場だなと思いました。こんな贅沢な場所でお稽古ができるのは本当に幸せですね。

そして、すぐに先生の教え方が気に入りました。細かく教えてくださるので、とてもわかりやすいです。やはり踊りの道を歩んできたプロだなと憧れます。先生のお人柄も気さくな感じで、緊張せず楽しくお稽古できます。

お稽古だけではなく、その後のお話(雑談ですかね 笑)もいつもとても面白くて、気分転換になります。私にとっては少し遠い稽古場なのですが、来るたびに新しい空気を吸うことができるので、毎回楽しみにしています。」

体験稽古の期間にお稽古の楽しさや先生の指導方法がすっかり気に入った光衣さん。しかし、その後入門したのには、それ以外の大きな理由がありました。

「流派を決めると、そこでずっと習っていくことになります。その大事な選択をするときに何を信用するかというと、やはり人ですね。だから正直に言いますと、入門を決めるのに大きな影響を与えたのが杏奈さんの熱心な姿でした。ドイツから日本舞踊を習いに日本へ来て、寿光先生の下で10年近くお稽古を積んで来た。着物も踊りも好きで、先生を心から尊敬している。そういった杏奈さんを信用しようと決心して、入門させていただきました。

これから私も、杏奈さんのように人を導ける人になりたいです。」

人を導くこと、それは日本舞踊家と着物の大使である光衣さんの大きな目標です。

「加賀友禅の大使としての責任をしっかりと果たせるように、まずは綺麗な所作を身につけたいと思います。

しかし、将来を考えると、やはりいつか自分の弟子に踊りを教えられるようになりたいとも思います。それは、会社を定年して65歳をすぎたころになるかもしれませんが(笑)、着物と踊りが好きだから、たくさんの人たちに日本の文化をより身近に感じてもらえるよう、できる限り尽力したいと思います。」

たくさんの人たちに日本文化の魅力を伝えるのが加茂さんの夢です。その夢を叶えるために、英御流に入門し、お稽古を頑張っています。そして・・・

「11月に名前をとります。もともと名取をするつもりで入門しました。とはいえ、入門してまだ一年ちょっとしか経っていないので、先生にご提案いただいたときには、私で大丈夫なのかなと不安でした。でも先生から「名取はスタートラインだよ」と言われて、納得したのです。

名取式 「寿」という式舞踊を披露する光衣さん
名取式が無事に終わって家元とのツーショット

私の場合は長期的な目的があるので、早くとったほうがいいと思いました。加賀友禅の大使になった時もそうでした。最初は不安でしたが、大使になってから意識が高まり、より熱心に所作を学び大使らしい振る舞いを覚えてきました。思い返してみれば、背筋がぴんと伸びるきっかけだったのです。

日本舞踊の名取も同じだと考えています。さらなる成長のきっかけになると期待し、とても楽しみにしています。」

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