よくある質問
日本舞踊のお稽古を始める流れについて
英御流のお稽古に参加したいと思われた方には、まずはお電話で稽古場や稽古のスケジュールを案内させていただきます。
その後は、一ヶ月間無料で英御流が行う全てのお稽古を体験していただく事ができます。
体験稽古が終了後、お稽古を続けたいという方には、料金・規則など必要な情報をご理解いただいた上で入門していただきます。
入門せずに英御流のお稽古に参加されたい方は、お気軽にご相談下さい。
体験稽古を希望される方はこちらをご覧下さい。
「日本舞踊を始めたいけど、どこで誰に教えてもらえばいいのかな〜?」「どうやって自分にあっている先生や環境を見つけるのかな〜?」と、悩んでいる方、こちらの記事で自分にぴったりの流派や教室の選び方を共有しますので、ぜひ参考にしてみてください!
英御流のお稽古に参加できるのは誰ですか?
性別、年齢、国籍に関わらず誰でも英御流のお稽古にご参加いただけます。
また、他流の方にも英御流の(単発)稽古にご参加いただけます。
「日本舞踊を始めたいけど、どこで誰に教えてもらえばいいのかな〜?」「どうやって自分にあっている先生や環境を見つけるのかな〜?」と、悩んでいる方、こちらの記事で自分にぴったりの流派や教室の選び方を共有しますので、ぜひ参考にしてみてください!
日本舞踊のお稽古を始めるために、必要なモノはなんですか?
日本舞踊は着物で行うものなのでお稽古には着物あるいは浴衣と帯が必要ですが、手もとにあるもので結構です。稽古着がない場合は、英御流では稽古着を借り出しすることも可能です。
また、自分で着られるか心配な方もご安心下さい!私たちが稽古場で着付けのお手伝いをします。繰り返すことで着られるようになります。
流派はどのようなモノですか?
流派とはそれぞれの流儀を引き継ぐ集団です。日本の伝統芸能の独特な団体制です。
日本舞踊の流派は、取り扱う踊りの種類、振り付け、曲の解釈などによって異なります。大きく分けてみると、
- 古典(”古い”曲・踊り)のみ
- 新舞踊・創作舞踊(”最近”の踊り・曲)のみ
- 両方のお稽古を提供する
流派があります。
流派のトップに立つのは家元(いえもと)です。その下には幹部、またその下には師範、名取と一般弟子がいます。まずは一般弟子として流派に入会していただきます。
(流派の資格に関してはこちらの質問をご覧ください)
流派の目標は、研鑽を積んでいくことにより、流派の特色を継承することです。
多くの流派は本部の他に支部を持っています。英御流は本部が京都にあり、東京、米子、四国、福岡に支部を構えています。
流派には規則や特別なマナーなどありますか?
流派によって規則やマナーが異なります。昔からの厳しい規則をそのまま守る流派もありますが、英御流では「お稽古中は水を飲んではいけない」「お稽古中は質問してはいけない」「お稽古中は必ず正座」など、過剰に厳しい規則はありません。
一方で、一般的な社会性や対人関係のマナーなどをとても大事にしています。
日本舞踊の舞台はどのようなものでしょうか?
大きく分けると、英御流の舞台は二種類あります。勉強会と本会です。
勉強会は、弟子が習ってきた踊りを、お客様の前で観せるのとともに照明、着付け、後見(こうけん)など舞台の裏の仕事を勉強するための小規模の舞台です。英御流は一年に一回「鶴の会」という勉強会を開催します。衣裳や小道具は自分の持ち物を利用し、家族・友達などを呼んで気軽に楽しめるイベントです。
本会は、大規模な舞台です。裏の仕事をプロにゆだね、大きなホールで行います。業者に本格的な衣裳、化粧、かつらなどを用意してもらい、流派の実力を見せる重要なイベントです。手間がかかる舞台であるため、何年かに一回で行うのが一般的です。
英御流の舞台について詳しく知りたい方は、こちらをごらんください。
名取など、日本舞踊の資格はどのようなモノでしょうか?
日本の伝統芸能の特徴の一つは、家元制度です。
家元制度は云わば家族のようなもので、師匠と弟子の関係が深いです。その強い関係を表すのが、師匠より芸名を許される意味する「名取」(なとり)というものです。
流派に入門する場合は、名取について気にしなくても大丈夫です。まずは、新しい流派に慣れ、お稽古をし、さまざまなことを覚えるのが大切です。そのときに、舞台に出る場合は本名で出ていただきます。
入門してから三・四年すればそろそろ名取を考えても良い時期です。(過去の経験等の個人差はあります)名前が許されるために、試験と儀式があります。試験は筆記と舞踊でそんなに難しくないものの、流派一門となる心構えや責任ある行動は当然求められます。
筆記試験の後は、受験者が試験舞踊を踊り、新しい名前が発表される儀式があります。名前がゆるされた後は、日本舞踊の活動を本名ではなく流派名で行います。例えば、名取は舞台に出る時に流派の名前で出ていただきます。
名取の次の資格は流派によって異なりますが、英御流の場合は準師範です。日本舞踊を教えるためには師範という資格をとる必要があります。しかし、師範になるためには踊りの技量だけでなく教える度量も身につけなければなりません。師範になれば弟子をとり、教える事が可能になるため、準師範は師範に必要なスキルや知識を身につける大事な時期です。名取と同じように試験と儀式があります。
最後の資格は師範です。師範として自分の弟子を名取にする事ができます。師範をとるために、改めて試験舞踊と儀式があります。
参加する方それぞれに目標があり、個人的な都合もあるため、流派の中で「キャリア」を積み重ね、資格をとるのに必要な時間は一概には言えません。英御流は、みなさんに安心してお稽古を楽しんでいただけることをもっとも大事にしていますので、一人ひとりのご希望や目的に合わせて最適なお稽古をご提供しています。
流派から退会する・お稽古を休みことについて
流派から退会することができますか?
退会はいつでも可能です。希望される方は先生と相談していただいた上で退会していただきます。
お仕事の都合、病気などしばらくお稽古を休まなければならなくなる場合は退会でなく、休会をおススメいたします。
仕事の都合や病気などによりお稽古を休まなければならない時はどうすればいいですか?
お仕事の都合や病気などによりお稽古をしばらく休みたい方は、先生と相談した上で休会届を提出しお稽古をお休みいただくことが可能です。