飽きっぽい人に日本舞踊をお勧めする理由

日本舞踊 化粧 化粧前 
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先日日本舞踊の定義について記事を書いたことをきっかけに、自分にとって日本舞踊は何だろうな〜と改めて考えるようになりました。

6年間も英御流で日本舞踊を習っています。とても飽きっぽい私にとって初めての経験です(笑)。趣味や習い事は一ヶ月、長くとも一年しか続いたためしがありません。しかし、日本舞踊は違います。仕事の忙しい時でも、お稽古の時間だけは必ず作っています。

なぜ日本舞踊は飽きないかというと、やはり日本舞踊がとっても多様性のある、そして、奥深い芸だからだと思います。「多様性」「奥深い」・・・どいうことでしょうか?説明してみましょう。

多様性の溢れ出る芸能

日本舞踊と聞くと、三味線と芸者のイメージが浮かびますね。確かに、三味線の曲で、舞妓や芸者役を踊る演目がたくさんあります。しかし、日本舞踊はそれだけではありません。音楽や役柄、動きのバリエーションは幅広く、こんなに多様性のある芸能があるだろうかと私は思っています。

音楽

長唄や清元といった日本の古典的な音楽から演歌や歌謡曲、POPまで、振りさえつければ踊りに使えます。「電車」や「パソコン」など現代的な言葉が出てくる曲は少し難しいけれど、音楽のジャンルの選択技はほぼ限られていないと言えるでしょう。

大衆演劇が好きで日本舞踊を始めた私は、最初は演歌にしか興味がありませんでしたが、先生や先輩の古典舞踊を見て、伝統的な音楽の面白さにも惹かれるようになりました。今は演歌や長唄など、気分によって、音楽の幅広いレパートリーから好きな曲を選びます。

最近はまっているボリウッドの曲にも振りを付けて日本舞踊にしようかな ・・・(笑)

役柄

日本舞踊には、男、女、子供、動物、幽霊まで、たくさんの「人」や「生き物」が登場します。上品な芸者もいれば、魅力的な江戸のイケメンが出てくることだってあるんですよ。それぞれの役のストーリーや性格、特徴を考えるのがとても楽しいです。

日本舞踊家の中では、華やかなお姫様の役が人気のようです。でも、私は「まかしょ」の主人公である酒好きの坊さんなど、若干変わっただらしない役が好きです。不思議ですね。私は、お酒を全く飲まないのに、酔っ払いの役や酔った振りに挑戦するのがたまりません。

動き

音楽に合わせて体を動かす「ダンス」から、セリフをしゃべる「お芝居」まで、体、頭、感情、全てを動かします。リズムや歌詞に合わせて、体の色々な部分と表情をバラバラに使い分けるのは楽しいチャレンジで、筋力も鍛えられます。

私はのお気に入りは次の二つの踊りです。

一つ目は、ノリの良い曲にあわせて、いたずらに体を動かす踊りです。汗をかいて日常生活や仕事のストレスが発散できますし、気づかないうちに体を鍛えてくれます。走るのやジムが嫌いな私にはとてもありがたいことです。

二つ目は、「お祭り」めいたセリフや立ち回りが入っている、カッコよくて芝居性の強いものです。私は、普段真面目な方 ー だと自分では思いたい(笑) ー だからこそ、ちょっとカッコをつけてだらしない喧嘩をする役を演じるのが面白いです。

そういえば・・・

日本舞踊で違う自分に出会える?

日本舞踊は非常に奥深い芸ですね。曲と振りの意味やその意味を形にするプロセスなど、一生学んでいても学ぶ事が尽きません。私みたいに、新しい発見を楽しめる人にとってはたまらないでしょう。

しかし、それだけではありません。日本舞踊は、自分を再発見できる、自分という人間の本質に触れようとする活動と言えます。日常生活では、娘、学生、会社員、主婦、外国人(私だけか?)など自分の役割が存在していて、その役割に自然と含まれる期待や理想の姿があります。飽きても、自分の「役」から飛び出して、新しい自分を生み出すのは非常に難しいですよね。

日本舞踊では、「日常の役割」から飛び出して、違う人、違う自分になることができます。

凛々しい侍、いたずらっぽい祭り者、色気のある花魁(おいらん)、不思議な獅子。可能性は無限です。それぞれの役を分かりやすく見せるために、その役の持つストーリーや性格、気持ちを深く考えることが必要です。かたち(動きやポーズ)をきれいに仕上げても、そのかたちが空っぽであれば、意味や物語が何も伝わらないのです。

その役が、感じていることや、悩み、目指しているものを考え、自分の体や表情で表現しようとすることで、自分の世界もどんどん広がります。色気、勇気、我慢、面白さ ー 踊りで体験したものを日常生活で活かすことで、違う自分に出会えるきっかにもなるかもしれません。

音楽の幅広いチョイス、全身と脳両方の「運動」、そして様々な役を通して知る自分自身の新たな一面・・・、やはり日本舞踊は飽きません^^

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